お気楽CINEMA&BOOK天国♪

お気楽CINEMA&BOOK天国♪

金はないけど暇はあるお気楽年金生活者による映画と本の紹介ブログ

🔵映画「バーフバリ〜伝説誕生」(2016インド)感想*伝説あり、バトルあり、ロマンスありのスペクタクル巨編*レビュー3.9点

バーフバリ 伝説誕生 [Blu-ray]

バーフバリ 伝説誕生 [Blu-ray]

【スクリーンで観たい大型活劇】

久々のインド映画、それも『マッキー』のS.S.ラージャマウリ監督作品と聞いて、即Blu-rayゲット!

この映画、前・後編の二部作で、この『伝説誕生』はちょうどいいトコで終わっています。アチャーって感じですが、後編の『王の凱旋』のBlu-rayが今月末の発売予定ということで、早速予約いたしました。……今からwkwkです。

【あらすじ】

巨大な滝壺で村人たちに命を救われた赤ん坊は、シヴドゥと名付けられ、優しい義母の元で勇敢で逞しい青年に成長する。ある日、滝の上から落ちてきた仮面を拾った彼は、運命に導かれるように滝の頂上に辿り着き、美しい女戦士アヴァンティカと出会う。

シヴドゥは、暴君の圧政に苦しめられていたアヴァンティカたちと共に戦うことを決意し、かつての王妃を救出するため王宮に潜入するが、そこで自分が王国の王子バーフバリであることを知る。バーフバリが赤ん坊の時王国を追われた背景には、祖父の代からの王族間の骨肉の争いがあったのだった……。

【感想・レビュー】

久々に観るスペクタクル巨編。金をかけたインド映画って、とにかくスケールがデカくて壮観ですね。ラージャマウリ監督らしくCG映像は多いのですが、画はキレイだし、バトルアクションもド迫力。いやあ、痛快です。

ストーリーもインド人大好きの復讐モノで、単純明快、ベタといえばベタなのですが、そういう分かりやすいところが逆にインド映画の魅力でもあります(この映画がアメリカでヒットしたのも分かる気がします)。日本人からするとちょっとパカバカしく感じるかもしれませんが、とにかくアレコレ考えずに徹底的に楽しむこと!(できればプロレス観戦のノリで)……それがこの映画の正しい鑑賞法かなと思います。

今回は、ダンス(群舞)シーンがないのが残念といえば残念ですが(……ボリウッドも海外展開を意識してるんでしょうか?)、お約束のヒロインの歌は健在。吹き替えかもしれませんが、小鳥の囀りのような歌声が可憐です。楽曲も、どれも親しみやすくて聴き心地がいいですね。インド映画はサントラも楽しみの一つです。また、今回のヒロイン、アヴァンティカを演じるタマンナーもお約束どおりの別嬪さん。濃いめのエキゾチックな面立ちが印象的で、カラフルなサリーがよく似合う素敵な女優さんです。

第一部は前編ということで、見どころといえば、異民族とのド派手なバトルアクションとヒロインの美貌くらいでしたが、次回の『王の凱旋』で王座の奪還を目指す神の子バーフバリの超人的な活躍と、彼とヒロインのロマンスのハッピーエンドを期待したいと思います(……たぶん期待を裏切らないと思います)。