BOOK(ホラー)
ルビンの壺が割れた 【多くは書けないけれど……これは衝撃!】 紀む伊國屋書店の話題作コーナーの平積み本、しかも、ポップが扇情的だったので、興味津々で即購入。薄くて読みやすい割には、スリリングで衝撃的。確かにこれは一気読みの小説。 しかし、感想は…
夜葬 (角川ホラー文庫) 【怖さより気色悪さが先に立つホラー】 “食わず嫌いはしない”のがポリシーなので、久々にホラーに挑戦。しかし……作品の出来、不出来以前に、ホラーはやっぱり合わないかも。 【あらすじ】 栃木県の山奥の閉ざされた寒村に伝わる因習。…
夜行 深い井戸の底を覗き込むような不気味なテイストのホラー小説。これまでの作品とは全く趣きの異なる、作者の新境地を示す作品と言えるが、不気味な中にもどことなく甘美な香りが漂うあたりは、いかにも森見作品という感じがする。 【あらすじ】 10年前の…