BOOK(教養書)
こんな映画が、―吉野朔実のシネマガイド 今回はちょっと趣向を変えて、シネマガイド。このジャンルは、古いところでは淀川長治、双葉十三部、最近では内田樹、町山智浩などを時々読んでいるが、この本は読物としての面白さという点で群を抜いている。著者の…
学生との対話 (新潮文庫) 昭和40年代、小林秀雄の著作は、大学の入試問題によく取り上げられたものだ。とても難解で、手も足も出なかったことだけはよく憶えている。 【内容】 本作は、昭和36年から53年にかけて彼が九州各地で行った学生向けの講演と、その…
ビジネスエリートの新論語 (文春新書) 王様のブランチで紹介された2016イチオシの新書。 といっても1955年刊行の「名言随筆サラリーマン」の復刻版だから、実際はかなり昔の本ということになる。隠居の身で何をいまさらなのだが、歴史小説の大家の仕事論に多…